0564-54-2150受付10時~20時(水曜休み※祝日を除く)
宝石工房 ジュエリーアートゆう
〒444-0840 愛知県岡崎市戸崎町越舞26-1

工 法

PRODUCTION METHOD

2つの製造法を使い分ける職人のこだわり

アートゆうは、お客様のご要望のデザインや用途に合わせて「鋳造製法」「鍛造製法」といった製造法を使い分け、指輪を作っています。
鋳造製法の長所は、原型となるロウ(ワックス)で指輪のデザインを確認でき、ひとつの原型で同じデザインされた指輪を作ることができます。
鍛造製法では刀匠が金属を叩いて強靭な刀を作り上げるのと同じ作り方で金属を叩いて強度を高める製法です。
鍛造で作られた指輪のピッカース硬度はプラチナ900・Hv 150〜190・鋳造Hv 100〜115という鋳造の1.5〜2倍の硬さになります。
アートゆうでは、この二つの製法の良い所を合わせ、一生に渡り長く愛せる指輪を作っています。

こだわりの工法

アートゆうでは、鋳造製法と鍛造製法、それぞれの長所を活かすために
この2つの製法を両方取り入れて作っています。

鋳造製法

鋳造製法

金属を溶かして鋳型に流し込み、冷却してから取り出すという製造方法。「ロストワックス法」とも呼ばれ、現在流通しているジュエリー製品のほとんどが、この鋳造法で作られています。また大量生産のジュエリーに多く用いられています。
鋳造製法のプロセスは
(1)ロウ(ワックス)で指輪などの原型を作る
(2)ロウ型を容器に入れて石膏を流し込み、型取りをする
(3)石膏が固まったら熱を加えてロウを溶かす
(4)残った石膏の型に金属を流し込んで冷やす
(5)石膏を割り、指輪を取り出す、という工程です。
曲線などのデザインバリエーションが豊富なところが長所です。
アートゆうでは、独自の工法として鋳造法で作られた指輪の痛みやすい手のひら側の地金に鍛造技術を使い、打ち込みを行い丈夫な指輪を作っています。

ロウを指輪を作るサイズにカット。

ロウを指輪を作るサイズにカット。

ロウで指輪などの原型を作る。

ロウで指輪などの原型を作る。

ロウ型を容器に入れる。

ロウ型を容器に入れる。

石膏を流し込み、型取りをする。

石膏を流し込み、型取りをする。

石膏が固まったら、熱を加えてロウを溶かす。

石膏が固まったら、熱を加えてロウを溶かす。

残った石膏の型に、金属を流し込んで冷やす。

残った石膏の型に、金属を流し込んで冷やす。

石膏を割り、指輪を取り出す。

石膏を割り、指輪を取り出す。

仕上げに磨きをして完成。

仕上げに磨きをして完成。

鍛造製法

鋳造製法

金属を叩いて圧力を加え、結晶の方向を揃えることで強度を高める製造方法。機械のプレスによる方法と、職人の手作業による方法があります。アートゆうでは熟練職人が一本一本、丁寧に手作りしています。
職人による鍛造製法のプロセスは
(1)金属棒に熱を加え、ハンマーで叩いて伸ばし地金を作る
(2)地金を叩いて鍛えながら指輪状にしていく
(3)指輪状にした地金の両端に熱を加えて圧着し、1本の輪にする
(4)地金を叩いて厚みや幅を整える、という工程です。

ハンマーで繰り返し叩き、圧力を加えるため金属密度が高くなり、強度も高まるところが長所です。職人による手作り鍛造は全ての作業において熟練の技術が必要となり、その習得にも時間がかかります。現在それができる優れた職人は少なくなっています。アートゆうでは熟練職人による鍛造製法で高い強度をもつ、一生使い続ける事のできる指輪を作っています。

材料になる金属を火で炙り溶かす。

材料になる金属を火で炙り溶かす。

柔らかい時に金槌で叩き棒にする。

柔らかい時に金槌で叩き棒にする。

同じ地金から2本に分けて、再度繰り返し叩き2人分の棒にする。

同じ地金から2本に分けて、再度繰り返し叩き2人分の棒にする。

指輪状にした地金の両端に熱を加えて圧着し、1本の輪にする。

地金を叩いて鍛えながら、指輪状にしていく。

地金を叩いて厚みや幅を整える。

指輪状にした地金の両端に熱を加えて圧着し、1本の輪にする。

仕上げに磨きをして完成。

地金を叩いて厚みや幅を整える。

仕上げに磨きをして完成。

仕上げに磨きをして完成。

宝石工房 ジュエリーアートゆう
〒444-0840 愛知県岡崎市戸崎町越舞26-1
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