オーナークラフトマン永田裕、ほとんどのジュエリーが工場で大量生産されるなか指輪・ネックレス・ピアス・ブローチなどのさまざまなジュエリーを
高度な技術ですべての工程をひとりでつくりあげる。本物のクラフトマンならそれができる。
そんなクラフトマンシップを持つ、日本でも稀有な存在です。
高校卒業後、大手鉄道会社に就職。サラリーマンとしての毎日を過ごすなか「自分の力で生きていきたい」「この腕でトップを目指したい」と早期に退職。
それ以来 ネックレスの工房を始めとし大物芸能人からも依頼のくる指輪の工房などを経て10年間 東京御徒町で修行を積み、
ジュエリークラフトマンとしての人生を歩いてきました。
「職人さんって気難しそう・・・」そんなことはありません。人懐っこい笑顔でジュエリーについて話し出したら止まらない。それがクラフトマン永田です。
アートゆうではお客様のご要望をお伺いしながらクラフトマンがリング作りのお手伝いをさせていただきます。
お客様の想いと職人のこだわりから、おふたりのご要望にピッタリなリングをご提案させていただきます。
指輪を作るとき、金やプラチナを丸めて接着のための「ロウ材」を使って貼り合わせる「ロウ付け」が一般的。しかし「ロウ付け」では指輪を着けているうちにつなぎ目が割れてしまうことも多いのです。アートゆうではつなぎ目に金には金をプラチナにはプラチナを溶かし込んで溶接する「共付け」という高度な技術を使います。一瞬のタイミングで炎をあやつり、金やプラチナを溶かし込んでしまわないと指輪本体の金属までもが溶けてしまいます。その一瞬こそに職人が時間をかけて習得した確かな熟練の技術があります。
ダイヤモンドなどを指輪やペンダントにするためには石を金やプラチナに置くための爪が必要となります。
その爪をできる限りしっかりと石がゆるまないように、また石の輝きを邪魔しないように小さく留めるのも大切なこと。そしてその小さな爪がセーターやストッキングなどにひっかからないように丸く丸く、赤ちゃんの肌の上でもすべるほどにやさしく丸みをつけて石を留めていきます。使い勝手の良さにもこだわりの技術です。
金やプラチナ本来の美しい輝きを引き出す「手磨き」それもアートゆうのこだわりのひとつです。大量生産の指輪の仕上げはメッキ加工、残念なことにロジウムメッキなどでは本来の地金の色や輝きには届かないのです。ジュエリークラフトマン自らが作る「磨き棒」という道具を使い、地金のざらつきを均等にならしながら輝きを引き出す。それが指輪作りの最後の仕上げになります。
アートゆうでは金やプラチナを自社でブレンドしています。「プラチナ900」には純プラチナに10%の別の金属を混ぜます。柔らかいプラチナに日常使いに耐えられる強度と美しさを与えるための工程です。自社でブレンドすることにより金属アレルギーにも対応、通常よりアレルギー誘引率の高い金属を避けてブレンドをした地金を使っています。
「プラチナ1000」など特別に純度の高いプラチナを使用することもできます。